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胸の痛みはやっぱり怖い?(2)

《第2回》

〜胸の痛みはやっぱり怖い?(2)〜

 胸の痛みが起こる疾患は、まだまだたくさんあります。
 その中で突然、激烈な痛みが胸から背中、腰へと広がっていく病気があります。これは今までに経験したことのないような激しい痛みであるといわれています。その病気は急性大動脈解離と呼ばれています。ちょっと聞きなれない病名ですね。


 みなさん、大動脈ってご存知でしょうか?体の中で一番太い血管です。心臓から体中に血液を運んでいるパイプです。それが動脈硬化によって硬く、もろくなり、高い血圧によって血管の内側の膜が傷つき、そこから血管の膜が血液の流れる勢いで縦方向に裂けてゆくのがこの急性大動脈解離です。そのため激烈な痛みが胸、背中、腰と広がっていきます。もちろん痛みは胸、背中だけでとどまることもあります。

 大きな血管が裂けることで血管の膜が薄くなり、血管から血液がにじみ出ます。そのために血圧が下がり、いわゆるショック状態となり、緊急に治療を開始しないと生命にかかわる病気でもあります。
 救命にはほとんどの場合、手術が第一選択となります。裂けた血管をすべて修理するわけにはいかないので、一番大事な心臓の出口から胸のてっぺんにかけての大動脈を人工の血管に置き換える手術を選択するのが標準的です。

 でも病気がおこってからでは手術までたどり着かずに亡くなる方も多く、やはり予防が第一の疾患であると思います。予防は、十分な血圧のコントロールと動脈硬化対策です。








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