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《第26回》

変異することで生き残る
〜インフルエンザウイルス〜



和歌山でも感染が確認された新型インフルエンザ、感染予防のためにも、まずはインフルエンザウイルスの正体をもう少し知っておきましょう。


● ウイルスと細菌の最大の違いは?・・・
 ウイルスは遺伝子として、DNAまたはRNAのどちらかしか持っていません。だから細菌のように自身だけで増殖することは出来ません。ヒトや動物の細胞の中に入って、その細胞のシステムを利用して、遺伝子を複製し、増殖するのです。インフルエンザウイルスは、たんぱく質の殻の中に8個のRNAを持っています。その殻の表面にHAとNAという2種類の突起を持っていて、感染にはこれが重要な働き(鍵のような働き)をしています。感染のため細胞の中に入る時に使う鍵がHA、細胞から出るのに使う鍵がNAです。


インフルエンザウイルスが厄介なのは? ・・
このHAとNAが変異を起こしやすいことです。(HAやNAを構成するアミノ酸にも変異が生じます。) 変異を起こすことで、ワクチンや抗ウイルス剤の効果が弱まることがあります。鳥インフルエンザも新型インフルエンザも変異から生まれました。


では、今後もウイルスの変異とワクチン、新薬開発のいたちごっこは続くのか? ・・・
遺伝子複製にかかわるたんぱく質であるRNAポリメラーゼ、これはHAやNAとは違いあまり変異しません。このRNAポリメラーゼの構造解明の実験がこの7月から国際宇宙ステーションの実験棟:きぼう  で始まるようです。


私の今の心配は? ・・・
今年のワクチンがどのようなワクチンとして生産されるのか、どの程度の数が出てくるのか? 今年の冬の状況が・・・まだまだ読めません。
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